ルージュナディア(スマートチェインジ20)のご紹介
こんにちは、がーひーです。
本日は、東京サラブレッドクラブ2021年追加募集の際に出資が確定した馬についてのお話です。
まず1頭目はスマートチェインジ20について。
●スマートチェインジ2020
募集時(写真)
募集時(動画)
立ち姿の動画はなし
●基礎情報(募集時)
性別:牝馬
誕生日:2020/2/14
父:Kingman
母:Smart Change
母父:Smart Strike
募集価格:4,800万円
所属:国枝栄厩舎(東)
生産牧場:英国産
育成牧場:ノーザンファーム空港(募集時は不明)
母出産時年齢:9歳(何番子かは不明)
馬体重:468kg
体高:158.0cm
胸囲:179.0cm
管囲:21.0cm
●募集時評価
●評価のポイント
・馬体、基礎情報(母年齢、価格、馬体重、管囲 等)を5:2のバランスで評価
・牝馬はバランス7、肩2、トモ5、緩さ4、可動域24、歩様の良さ8、合計50点満点で馬体を評価
・「基礎」は募集額、損益分岐点となる賞金額、育成、生まれ月、管囲等の要素が加味した点。牡馬・牝馬ともに20点満点で評価
・どれか1つの項目ではなく、全体的な点数の良さを重視(馬体・基礎情報ともに)
・牝馬は可動域の項目を最大に評価しています。後肢にバネ感を感じるかを最重要視
↓他の募集馬との比較は下記のをご参照ください。↓
動画を観る前の基礎情報と募集馬の写真を最初に見た時の全体の印象は、「ある程度の馬格は担保されているが、その割には馬体が少し横幅が薄いかなぁ」でした。パーツを個別で見ていくと、繋ぎの長さが少し気になりました。牝馬なので、募集時点で筋肉のメリハリはそこまで気にはしなかったです。
動画を観て、良い意味でびっくり。
ムチのようにしなる後肢が特に印象的でした。
牝馬は「可動域」という項目で50点中、24点という配点をするくらいには、この項目を重要視しているのですが、本馬は20点を獲得。非常に良い馬だと思いました。繋ぎは少し緩いかもなぁとは思いましたが、そもそも繋ぎが長いため、許容範囲内。
可動域は大きく、国枝厩舎の馬としてシャドーロールを付けて走る姿がなんとなくイメージできます。
現時点でそこまでの馬体のメリハリを感じられなかったため、すぐに動けるタイプではなさそうだと思いました。鍛えて筋肉が付き、体のメリハリが出てこれば、ムチのようにしなる後肢の動きを生かせそうな馬体だなと思いました。
あと、ここからは個人の感想なのですが、募集時の「馬体重:468kg、体高:158.0cm、胸囲:179.0cm、管囲:21.0cm」は正しいのかを少しだけ疑っています。
明確な根拠があるわけではないのですが、どうしても腑に落ちない点があるんですよね。具体的には、以下のような項目が挙げられます。
・公開されている情報と馬体の動きがリンクしないこと
→募集時にこの馬格で、こんなにも素軽い動きができるのか?
・馬体重が募集後、来日するまで進捗が公開されなかったこと
→なぜ公開されなかったのか?
今になってこのことを精査することは難しいのですが、なんとなく自分の中のこの馬の動きのイメージと公開されている馬格に関する情報のイメージが合わないんですよね。
海外のセリで購入したことも関係があるかもしれません。
もしくはセール映えする体にするため、セールに向けての食事の調整が行わる可能性も考えられますね。
募集時にある程度の馬格が担保されていることは、募集馬を見る上で必須の項目にされている方が多くいらっしゃいます。東京サラブレッドクラブ様には今後も募集馬について、公開される情報に誤りがないように尽力して頂けますと幸いです。
・・・とはいえ、良い馬であることに変わりはないように思います。
イメージとしては、東京か新潟1,400m~1,600mあたりでおろして、以降はレース次第で距離を調整していくイメージ。
可能であれば、11月までにデビューできることを祈っています。
写真は東京サラブレッドクラブのホームページ掲載の情報であり、転載許可を得ております。無断転載をしないようにお願いいたします。