がーひーの一口馬主アカウンティング

東京TC、キャロットCで一口馬主を始めたがーひーが会計を中心に、皆様に一口馬主ライフをお伝えします。

アーモンドアイ、負けてなお強し

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本日の安田記念はインディチャンプが強い競馬で勝ちました。出資者の皆様、おめでとうございます。

また現地参加された皆様、お疲れ様でした。

僕も今日は奥さんと一緒に関西から遠征してきました。

東京競馬場への遠征は去年のジャパンカップ以来です。この時は奇跡的に指定席に当たり、富士ビュースタンドで夫婦揃って鼻水を滴して寒い寒いと言いながらの観戦。そして、アーモンドアイのワールドレコード。あの頃に比べると、だいぶと過ごしやすい気候になりました。

今日は朝から指定席の列に並ぶ予定が、まさかの通常列に並んでしまうトラブルから始まりましたが、このミスを逆手に取って、ゴール付近の芝に陣取り、安田記念の返し馬なんかも色々と写真がとれました。これはこれで非常に充実していたように思います。

次は同じミスをしないと心に思いつつ、機転を利かせることの大切さも改めて思った次第です。



さて、本日のトピックは3本立てです。




⚫️本日のトピック

①愛馬が初入厩しました

②2歳馬達の戦い

③アーモンドアイはマイル不適合?





①愛馬が初入厩しました

先週の5月31日付で愛馬のレッドラトゥールが検疫を通過し、無事に入厩することができました。

僕の前回のブログで残口有の馬として紹介させてもらい、皆様の閲覧数がえらいことになっていました。笑

最終的には満口まではいかないまでも、「残口わずか」まではいったようですね。ご一緒の皆様、よろしくお願いします。

一口馬主デビューして初年度の出資馬だけに、ここまで放馬トラブルがありながらも入厩までこぎつけられ、心から嬉しく思います。ノーザンファーム早来のスタッフの皆様、本当にありがとうございます。

以下、5月30日の東サラHP更新内容です。



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本日は坂路で調整しました。
 坂路 68.7-51.4-34.0-16.8 馬なり
助手「輸送などで疲れているのか、緊張していたのか歩いているときは背中の使い方が硬く感じましたが、坂路では逆に背中を大きく、広く使えていました。乗ったのは1日だけで、きょうだけではわからないことばかりなので毎日接するなかで確認していければ。ゲート練習でも探り探りという感じでしたが、思ったより落ち着いていましたよ。後ろ出しをしたあとに消音ゲートでもスタート練習をしましたが、牧場からの申し送りに練習していないと書かれていたとおりなにもわかっていない様子で、ゲートが開いたときも驚いていたくらいです。まだ見た目も動きも幼く未完成で馬自身学んでもらわないといけないことが多いですが、こちらとしても馬のことをまだ理解できていないので一緒に学習していきます」
庄野調教師「運動に出てすぐは環境の変化に戸惑って尻っぱねをしたり、鳴いたりしていましたが、歩いているうちに冷静さを取り戻してくれました。そのあとの坂路での走りも悪くなかったですし、ゲート練習でもとくに問題なかったです。現時点ではゲート試験に合格することが目標で先のことについてはまだなにも決めていませんが、馬の成長に合わせて大切に育てていきます」

※レッドラトゥールの写真は東京サラブレッドクラブのホームページ掲載の情報であり、転載許可を得ております。無断転載をしないようにお願いいたします。



到着早々の調教ですので、まだまだこれからのようです。庄野厩舎のスタッフ皆様に可愛がってもらえるような馬に成長してもらえればなと思います。



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↑入厩記念の写真が届きました。東サラはイキなことをしますね。大切に保存したいと思います。





②2歳馬達の戦い

今週からメイクデビューが始まりましたが、なかなかのシルク祭でしたね。個人的に思ったことですが、阪神で大差で勝利したリアアメリアはグランアレグリアと似てるな~と思ったのですが、同じディープインパクト×Unbridled's Songの組合せなんですね。

グランアレグリアと同じく強い時は圧倒的に強そうですが、メンタル面の脆さによる不安定さがそのうち出そうだなと思いました。つまりは道中、かかりそう。

これとは対照的に僕が「これは強い」と思ったのがサリオスですね。返し馬で見ましたが、2歳馬らしからぬ落ち着きがある馬でした。折り合い面の苦労は少なそうです。

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サリオス

血統面でハーツクライ×ニジンスキー系の馬はあまり相性が良くないそうですが、それを覆すだけの馬格や柔らかさを持っている馬のように感じました。ハーツクライ産駒だけに距離延長OKなのに加え、今後の上積みもあるでしょうから非常に楽しみな一頭です。

僕の所属しているクラブでは、キャロットクラブからはレイデオロの半弟アブソルティスモ、東サラからはエースのレッドブロンクスがデビューし、両馬ともに2着でした。両馬ともに3着馬とは大きな差がある2着だったので、すぐに勝ち上がりそうですね。

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アブソルティスモ

今年の2歳馬は一口デビューするために、各クラブのHPで色々と調べていたため、非常に思い入れがあります。

今後も2歳戦線から目が離せませんね。




③アーモンドアイはマイル不適合?

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アーモンドアイ、まさかの3着

煽るようなタイトルですみません。本日の安田記念は3着でしたが、もちろんマイル不適合なんて思っていません。むしろ負けながら最も強い競馬をしたのがアーモンドアイではないかと思います。下記、そう思う理由です。

1.隣の馬の斜行によるスタート直後の不利
2.ダノンプレミアムが後方に沈んだことにより、プランが裏目
3.直線で前が開いた時には残り400mを切っていた

最も大きいのが2のプランが崩れたことではないかと思います。これは完全に僕の憶測なのですが、今回の安田記念はミドルかハイペースで進むと踏んでいました。その理由は、アエロリットとダノンプレミアムの前争いが多少起こるだろうと想定していたからです。前傾ラップになったとしても長距離を走ってるアーモンドアイであれば、スタミナは問題ないでしょうし、後方からの外差しプランで大丈夫かなと踏んでいました。(このあたりは先日のヴィクトリアマイルの敗戦を生かそうとしています)

今回、ダノンプレミアムが前につけられなくなった段階で、アエロリットに多少の楽をさせるような展開になってしまいました。(後傾ラップになりました)

このようなレース展開に加えて、今の府中の超高速馬場ですので、明らかにポジション前目の馬が有利となります。

このような状況で、アーモンドアイよりも断然前で4コーナーを回っているインディチャンプに32秒台の上がりを使われると、いくらアーモンドアイが最速の上がりを使ったとしても、届かないかなと思います。むしろ3着に入っただけでも立派だと思います。

不利により前目を封じられ、展開により上がりも封じられたアーモンドアイ。

このように考えると、今回アーモンドアイを取り巻く環境は非常に厳しかったのではないかと思っています。次走の割引は必要ないでしょう。 馬体重も増え、より完成の域に近づいているのではないかと思います。



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パドックにて

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返し馬にて

相変わらず胸前の筋肉がエグい形をしています。笑



今回は負けるアーモンドアイを初めて観ることができました。あと何回、彼女の活躍を観ることができるのでしょうか。なるべくなら現地で観戦したいものです。次はどこのレースを使うんでしょうね。












↓おまけ↓















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お慈悲な目線を向けるアエロリット